WS2023
移動通信における電波伝搬シミュレーション技術 ―基礎から最新技術まで―
IEEE AP-S Tokyo Chapter ワークショップ実行委員会 委員長 山口 良(ソフトバンク)
主催:IEEE AP-S Tokyo Chapter
協賛:電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究専門委員会
IEEE AP-S Tokyo Chapterでは,電子情報通信学会アンテナ・伝播研究専門委員会と連携して,
これまで「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」を開催して参りました.
これは,アンテナ・伝搬関係の学生,研究者や技術者を対象に,設計・解析力の向上を図ることを目的とするもので,
これまでにアンテナ・伝搬解析法,移動通信における多重波伝搬理論,アンテナ測定法, MIMO技術など,さまざまなテーマのワークショップを企画し好評を頂いております.
概要
- 移動通信システムの設計・評価では電波伝搬シミュレーションが必要ですが,近年の高度化されたシステムでは考慮すべきシナリオや評価指標が多岐に渡ります.
また,電波伝搬シミュレーションには特徴の異なる2つのアプローチ:“統計モデルに基づく確率論的アプローチ”と“電磁界理論に基づく決定論的アプローチ”が存在します.
本ワークショップでは,先ずシステム設計・評価における電波伝搬の位置づけを明確化します.
次に確率論的アプローチとしてITU-R標準化モデルに代表されるGeometry-based Stochastic Model(GSCM)によるシミュレーション法,
決定論的アプローチとして近年一般に利用されるようになったレイトレーシング法によるシミュレーション法について,そのユースケースや留意点とともに説明します.
最後に,シミュレーションの最新技術として,機械学習や量子コンピュータによる方法について紹介します.
講師
- 今井 哲朗 先生(東京電機大学)
講義内容
- 以下の内容に沿って講習を進める予定です.
(1) 移動通信における電波伝搬概要
(2) チャネルモデルによるシミュレーション(基礎)
(3) チャネルモデルによるシミュレーション(応用)
(4) レイトレーシング法の基礎
(5) レイトレーシング法によるシミュレーション
(6) シミュレーションのための最新技術
上記の講習内容は,若干変更することもございますのでご了承下さい.
日時
- 2023年9月8日(金)13:00~16:30
会場
- 機械振興会館およびオンラインのハイブリッド開催
(受講申し込みを頂いた方に詳細をご案内いたします)
受講料(ハンドアウトはPDFで配布し、その代金を含みます,税込)
- 一般/会員 5,000 円,非会員 10,000 円
- 学生/会員 0 円,非会員 3,000 円
(アフターコロナに向けた取り組みとして,多くの方々に受講いただけるよう,今年度は受講料を引き下げて実施いたします)
- 会員とは,IEEEまたは電子情報通信学会の会員を指します.
- 受講申込後のキャンセルはできません.
- 申し込み受け付け後,事務局から受講受付番号と受講料振り込み案内をお送りしますので,それに従って受講料をお支払い下さい.
- 会員価格での受講を希望される方は,受講申込書に会員番号の記載が必要になりますので,ご注意ください.
- 学会への入会手続き中の方は,学会へ提出した入会申込書のコピー等,入会を確認できる資料の提出をお願いします.
- 非会員の方には,この機会に,IEEEおよび電子情報通信学会への入会をお勧めいたします.入会に関する情報は下記のURL をご参照ください.
- IEEE入会案内:https://ieee-jp.org/kaiin/guide.html
- 電子情報通信学会入会案内: https://www.ieice.org/jpn/nyukai/index.html
受講申込み締切
2023年8月31日(木)
受講申し込み方法
下記申込みフォームよりお申し込み下さい.
締め切りました.
- 受講申込後1週間以内に事務局からの回答がない場合には,下記問い合わせ先へ申込受付確認の連絡をお願い致します.
- また,上記申込みフォームがご使用になれない場合は下記の問合先までご連絡ください.
問合先
- IEEE AP-S Tokyo Chapterワークショップ実行委員会
E-mail: aps_tc(a)ieee-jp.org
(迷惑メール防止のため,@を(a)にしています.)