WS2024

電磁メタマテリアル・メタサーフェスのアンテナおよび電磁波制御への応用

IEEE AP-S Tokyo Chapter ワークショップ実行委員会 委員長 山口 良(ソフトバンク)
主催:IEEE AP-S Tokyo Chapter
協賛:電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究専門委員会

 

IEEE AP-S Tokyo Chapterでは,電子情報通信学会アンテナ・伝播研究専門委員会と連携し,これまで「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」の協賛および再開催を主催して参りました.一方で,年1回程度,独自企画のTokyo Chapterワークショップも並行して開催しております.これは,アンテナ・伝搬関係の学生,研究者や技術者を対象に,設計・解析力の向上を図ることを目的とするもので,これまでにアンテナ・伝搬解析法,移動通信における多重波伝搬理論,アンテナ測定法, MIMO技術など,さまざまなテーマのワークショップを企画し好評を頂いております.
今回は,講師として道下尚文先生(防衛大学校)をお迎えし,電磁メタマテリアル・メタサーフェスのアンテナや電磁波制御への応用について講義いただきます.

概要

電磁メタマテリアルとは,自然界にはない特性を有する人工的な電磁構造であり,その概念が登場してから四半世紀が経とうとしています.この間,新奇な電磁現象の発見や新機能デバイスの創製とともに,近年では,メタサーフェスの研究が盛んとなっています.
本ワークショップでは,電磁メタマテリアル・メタサーフェスをアンテナや電磁波制御に応用するために必要な右手/左手系複合伝送線路理論を説明し,具体的な単位セル構造の構成とその実用設計法を解説します.また,各種アンテナやメタサーフェスによる電磁波制御の応用例としてリフレクトアレー,ホイヘンスメタサーフェス,クローキングを紹介します.

講師

  • 道下 尚文 先生(防衛大学校)

講義内容

以下の内容に沿って講義を進める予定です.

  1.  電磁メタマテリアルの基礎
  2.  右手/左手系複合伝送線路理論
  3.  単位セル構造の構成と設計
  4.  メタマテリアルアンテナの基礎
  5.  メタサーフェスの基礎
  6.  メタサーフェスによる電磁波制御の最新動向(リフレクトアレー・ホイヘンスメタサーフェス・クローキング)

上記の講義内容は,若干変更することもございますのでご了承下さい.

日時

2024年9月5日(木)13:00~16:30

会場

機械振興会館およびオンラインのハイブリッド開催
(受講申し込みを頂いた方に詳細をご案内いたします)

受講定員

  • 現地参加:40名
  • オンライン:100名

受講料(ハンドアウトはPDFで配布いたします)

無料(一般・学生・会員・非会員を問いません)
(アフターコロナに向けた取り組みとして,多くの方々に受講いただけるよう,今年度は受講料を引き下げて無料にて実施いたします)

※会員とは,IEEEまたは電子情報通信学会の会員を指します.
※受講申込後のキャンセルはできません.
※申し込み受け付け後,事務局から受講受付番号をお送りします.
※非会員の方には,この機会に,IEEEおよび電子情報通信学会への入会をお勧めいたします.入会に関する情報は下記のURL をご参照ください.

IEEE入会案内:https://ieee-jp.org/kaiin/guide.html
電子情報通信学会入会案内: https://www.ieice.org/jpn/nyukai/index.html

受講申込み締切

2024年8月28日(水)

受講申し込み方法

下記申込みフォームよりお申し込み下さい.

受講申込後1週間以内に事務局からの回答がない場合には,下記問い合わせ先へ申込受付確認の連絡をお願い致します.
また,上記申込みフォームがご使用になれない場合は下記の問合先までご連絡ください.

問合先

IEEE AP-S Tokyo Chapterワークショップ実行委員会
E-mail: aps_tc(a)ieee-jp.org
(迷惑メール防止のため,@を(a)にしています.)